【USB接続】ワイヤレスヘッドセット Arctis7をレビュー

2023年1月26日

※本ページはプロモーションが含まれています

Arctis7のパッケージ

今回はSteeleSeriesのArctis7のヘッドセットのレビューをしていきます。

Arctis7は2023年2月現在、amazonのレビュー数が13500を超えてる上に★も4つ以上と、かなり高い評価を受けているヘッドセットです。

そんなArctis7の魅力と素晴らしい機能性、そして実際に使ってみて感じたイマイチなところを伝えていきます。

この記事で分かること
・Arctis7のマイクやスピーカーの特徴
・Arctis7にしかない機能性や装着感
・実際に3年使った筆者が感じたイマイチなところや購入前に知っておくべき注意点

結論から言うと、多少値は張りますが長い期間使える素晴らしいヘッドセットと自信をもって言えます!

Arctis7の特徴

早速、Arctis7の特徴に触れていきます。

Arctis7の代表的な特徴のChat Mixコントロールから、マイクの特徴とスピーカーの特徴を書いていきます。

Chat Mixコントロールで音量調節

Arctis7の最大の特徴はChat Mixコントロール機能でしょう。

Chat Mix コントロールって何??って方に説明すると、『ゲーム音量とボイスチャット音量のバランスを調整できる機能』です。具体的に説明しますね。

Chat Mixコントロールの機能自体は専用のダイアルを回すことで調整できます。PC環境限定です。

ダイアルは上に回せばゲーム音量を、ダイアルを下に回せばボイスチャット音量を調整することができ、ダイアルの位置によって音量のバランスをとることができるのです。

チャットMixダイアルの説明

中間の位置にダイアルを回すと完璧にゲーム音量とボイスチャット音量のバランスがとれます。(両方とも100%の音量)

ダイアルをボイスチャットの方へ回した上で中間に近いほどゲーム音量を大きく、下に回してダイアルがボイスチャットに近いほどゲーム音量が小さくなるといった感じ。

これがかなり便利で、ゲーム毎にどのくらい音量が必要かというのは違いますよね。

FPSやバトルロイヤル系ゲームだったら敵の足音を聞きたいので音は大きめにしておきたいですし、逆にMMOなどはBGMを聴きたいくらいで音は小さくても影響は少ないです。

しかし、Arctis7のChat Mixコントロール機能を使えば、その調整がむちゃくちゃ楽にできます。

普段は音を小さめでゲームをプレイしているけど、聞き取りにくいセリフなどがあってボリュームを一時的に大きくしたい……というときも応えてくれますよ!!

イカくん
イカくん

相手の音声をしっかり聞きつつゲームの音量を適宜調整できるのは神機能じゃなイカ!?

双指向性ノイズキャンセリングマイクでクリアな音声

Arctis7は双指向性マイクを搭載しています。双指向性マイクは前後の音を拾えるマイクです。

ヘッドセットのマイクには、関係ない音を拾いにくい単一指向性マイクや全方位の音を拾える無指向性マイクなどがありますが、Arctis7は双指向性マイクになっています。

そんなArctis7のマイクですが、ノイズキャンセリング機能も搭載しているのでノイズはかなり少ないです。

筆者はArctis7を使い始めて3年ほど経っていますが、ボイスチャットをするフレンドたちに「ノイズがうるさい」「音がこもってる」などは言われたことは一切ないのでArctis7のマイクの音質はとても良いです。

ボイスチャットは音声のやり取りだから音質にも気を使いたいですよね

グソクムシくん
グソクムシくん

S1オーディオドライバーでバランスの良い音質

Arctis7のスピーカーもかなり質の良いものになっています。

筆者はバトルロイヤル系ゲームを遊ぶためにArctis7を購入しましたが、快適にゲームができているので買って良かった!!と思っています。

その理由ですが、まず敵の足音が耳に伝わりやすいです。

前後左右の位置もきちんと分かりますし、上下の音もそこそこ伝わります。

低音がちょっと弱いかな?とは思いますがそれによって困ったことはないです。

ゲーム用途のヘッドセットのスピーカーとしてはかなりのクオリティになっています。

使おうと思えば音楽鑑賞の用途でも使えるくらい音質には満足しているわっ!!

クラゲちゃん
クラゲちゃん

Arctis7の外観

ここからはArctis7の外観について書いていきます。

Arctis7のカラーバリエーションはホワイトとブラックがありますが、今回はブラックの外観を見ていきましょう。

Arctis7のサイズ比較
こちらが500円玉と一般的なサイズのボールペンとのサイズ比較。

全体的に黒で統一されていて、ヘッドバンドの白いラインでカッコよさを演出しています。

サイズ感は画像の通り無駄な装飾などもなくコンパクトにまとまっています。

ヘッドバンドは調節可能

Arctis7のヘッドバンドは調整が可能です。

Arctis7のヘッドバンド
Arctis7のヘッドバンド。

具体的にどういった調整が可能かと言うと、イヤーパッドが耳のどこに当たるかといった高さ調整の意味合いが強いです。

それにともなって自分にとって程よいところでホールドができる……といった具合。

ヘッドバンドによる調整自体はマジックテープで行うため簡単に行えます。

イヤーパッドは取り外し可能で別売りも

こちらがArctis7のイヤーパッド。

Arctis7のイヤーパッド
Arctis7のイヤーパッド。

Arctis7は密閉型のヘッドセットなので音漏れも開放型のヘッドセットに比べて少ない方です。

材質は柔らかめで中にスポンジが入っており、スポンジが布に覆われているといった感じ。

また、大半のArctisシリーズに対応した別売りのイヤーパッドが存在するので破損した場合も購入が可能です。

Arctis7のイヤーパッド単体
こちらがイヤーパッドの裏側。

もちろん取り外し可能なので、汚れてきた場合は水洗いも可能。

よって清潔に保ちやすいイヤーパッドと言えるでしょう。

再度本体にイヤーパッドをとり付ける際も、縁の固い部分を本体にひっかけるだけなので簡単です。

マイクはランプでミュート状態が分かる便利仕様!

Arctis7はマイクミュートボタンが搭載されています。

Arctis7のマイクミュートボタン
このでっぱりがArctis7のマイクミュートボタン。この状態はミュートON状態です。

その際はマイクの先端が赤く光るので、視界の中にマイクの先端を入れてさえいれば一目で今の状態が分かるようになっているのでとても便利です。

マイクミュート状態なのに延々と喋ってしまった……」みたいなことは少し減ります。

Arctis7のマイクを伸ばした状態
こちらがマイク部分。

また、マイク部分は針金のようにある程度曲がるので、位置調整や角度調整が可能になっております。

音声は拾うけどキーボードの音は拾いにくいといった角度で調整することもできます。

Arctis7の収納されたマイク
こちらが収納状態のArctis7のマイク。

マイクは本体に収納することもできます。

持ち運びする際はこのように収納することによってマイクを守ることができるので安全性も高いです。

Arctis7の装着感

Arctis7の装着感を伝えていきます。

参考までに、筆者は頭大きめの男性なのでそういった視点でレビューしていきます。

側圧は強めで経年劣化は少なめ

側圧は強い方です。

筆者は人と比べて頭が大きい方なので若干のキツさは感じますが、顔を下に向けたりしてもヘッドセットの自重で落ちないくらいのホールド感なので丁度いいと感じています。

女性や頭が小さい人だったらかなり丁度良い側圧感なのではないでしょうか。

また、筆者はArctis7を3年使っていますが毎日の使用でも側圧が緩んだりもしていないので、耐久面が気になる方でも安心できると思います。

側圧が強いといっても眼鏡が肌に触れて痛くなるような強さではないので、個人的には側圧は高評価です。

グソクムシくん
グソクムシくん

緩すぎてもいけないヘッドセットの側圧……Arctis7の側圧は個人的に大満足です

通気性は微妙なところ

通気性はそこまで良くないと思います。

密閉型なのもありますが、イヤーカップ自体がそこそこ分厚いので耳は少し蒸れるかもしれません。

ただ、筆者はヘッドセットを長時間使用するタイプの人間なので他の人より蒸れやすいと感じる機会は多めということは明記しておきます。

Arctis7の重さは360グラム

重さは360グラムなので、ヘッドセットにしては重い方です。

Arctis7の重さ
Arctis7の重さは約360g

ヘッドセット全体を見ても重い方なので、軽くて疲れにくいヘッドセットではないと思います。

無線のヘッドセットですし、機能も多いので仕方ないのかもしれません。

Arctis7の機能性

ここからはArctis7の機能性について記載していきます。

実際に使ってみて感じたこと、便利だなーと思ったところなどを伝えていきますので、参考にしていただけたら幸いです。

マイクの音質

マイクの音質はとても良いです。

音声がこもったり、パソコンノイズを拾ったりしたことはありません。

筆者はArctis7を使っていて友人たちに音質を注意されたこともないので、ボイスチャットする人たちにたびたび音質が原因で聞き取りづらいと言われる方はArctis7をおすすめしたいです。

無線接続が可能

Arctis7は無線接続が可能です。

これがかなり便利で、部屋内を少しだけ移動する際などもヘッドセットを繋いだまま通話できます。

もちろん電波が受信できている環境下での話になりますが、Arctis7の受信機から3m~6m離れたくらいでは電波は通っていることが多いです

イカくん
イカくん

部屋の広さで言うと7畳の端から端が4mくらいだから中々の受信範囲じゃなイカ

しかし注意点もありまして……

無線ヘッドセットの宿命ではありますが、(電子レンジ等の)電磁波を発する機械の影響を受けることが確認できました。

その際はこちらの音声が不自然に伝わったり、相手の音声を正しく受信できずにぷつぷつすることがあるようです

ですが、無線は有線にない便利さが存在するので、多少の不便さはあれど快適にボイスチャットが楽しめるヘッドセットなのは間違いないです。

バッテリー持ちが良い

バッテリー持ちは良いです。

充電を最大まで行ったら24時間もつそうなので、一日5時間程度使っても週に1、2回充電すれば良い計算になります。

充電は有線で行えて、ケーブルはMicro-USBを使用します

充電しながらヘッドセットを使用できるのも嬉しいポイントです。

ランプは3色で光り、電池残量が多いときは緑色、少なくなってきたら黄色、電池残量が残りわずかのときは赤色で光ります。

Arctis7の電池残量が残りわずかの状態
電池残量が少なくなるとこのように赤色に光ります。

Arctis7のイマイチなところ

この項目ではArctis7特有のイマイチなところを書いていきます。

購入の際の参考にしていただければ幸いです。

ヘッドセット本体が軋む音をマイクが拾ってしまう

Arctis7を使っていて一番気になったのはヘッドセットの軋みです。

イヤーカップとヘッドバンドのつなぎ目部分のプラスティックがそれぞれに接触している造りなのですが、ヘッドセットがずれた際にそこが軋んでノイズが発生してしまうことがあります。

ヘッドセットの軋みなので、その振動をマイクはダイレクトに拾ってしまいます。

Arctis7のデデメリットの説明
黄色い円で囲われているところが軋んでしまいます。

しかし、ノイズ抑制ソフトなどを使ったりして対処するすることは可能なので、気になる人はそういったソフトウェアや機能の導入を視野に入れるといいでしょう。

グソクムシくん
グソクムシくん

軋む音自体はおそらく防ぎようがないので、上手く付き合っていく必要があります

電池消耗時の告知音がON/OFFできない

Arctis7は無線ヘッドセットなので電池は充電式です。

Arctis7は電池残量が減った際にピッピッと電池が減ったことを知らせる告知音がスピーカーから発されます。

しかし、この機能のON/OFFの設定ができないことはイマイチだと感じました。

筆者はArctis7の電源をONにしたまま就寝することが多いので、電池の残量低下の音で起きたりすることがありました。

これといって大きな音ではないのですが、筆者のような些細な音でも起きてしまう人はヘッドセットを充電しながら寝るか、不使用時は電源をON/OFFすることで対処は可能です。

クラゲちゃん
クラゲちゃん

電池がなくなるまで無限にピッピッって鳴るのよね……

まとめ

Arctis7は機能性も高く、耐久性も良い素晴らしいヘッドセットです。

はじめて購入したゲーミングヘッドセットがArctis7でしたが、買って良かった!と心から言えるデバイスだと感じています。

今回の記事でArctis7が気になってたり、購入を検討している人に魅力が伝われば幸いです。

皆さんもArctis7で快適なボイスチャットとゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか?

以上、Arctis7のレビューでした。